第1センテンスだけでは,何のことかよくわかりません.ある程度英文に慣れていれば,Mioが名前らしいということは予測がつくかもしれませんが...
第2センテンスで I see. とありますので,Paulは何のことかわかっているようです.
第3センテンスでやっと,hearing dog の説明があります.でも,今度はどのようにhelpするのかがわかりません.
すべての種明かしは,第5センテンス以降に詳しく解説されていました.
このように英語では,中心となるテーマをまず述べてから細部や具体的な内容を説明していく展開が多いです.結局,このスキットはすべてhearing dogについての説明が二人の会話を通して延々と述べられている,ということがわかりました.
英語のリスニングのポイントの一つは,最初の一文を絶対に聞き落とさないことです.さらに,その最初の一文がずっとそのパラグラフを読んでいる間中,記憶の片隅に残っているかどうかで,その後の理解力を左右してしまうのですね.
音声記憶を向上させるためには,やはりたくさん聴くことと,英語の音声を記憶しておくトレーニングが必要だと思います.私は,シャドーイングで英語の音声の記憶保持が蓄えると思うのですが...