助動詞canが出てきました.canはどちらかというと弱く「クン」のように発音されることが多いのですが,ここではもう少しはっきりと発音されていました.あまりはっきりと母音を出してしまうと,can’tと紛らわしくなりますので要注意ですね.
リスニングが難しかったのは,第2センテンスと第4センテンスのit a little です.
まず,it と次のaがくっついていますし,そのまま次のlittle が発音されています.でも,何回聞いても「リトゥル」とは聴こえません.「リルゥ」とか「リドゥル」のように聴こえます.これは,次のlのせいでtがrの音のように変身してしまっていると考えられます.
このような返信のパターンは記憶しておくしかないのでしょうか? よく使う表現の場合は「いつものあの表現だよ」のノリでさっと発音されることも多いと思いますが,最初のうちは一語一語の正しい発音を知った上で,どのように変化していくのかを一つ一つ確認したほうがよさそうです.